ワタリウム美術館 知る人ぞ知る異彩の現代美術館

ワタリウム美術館で過去に開催された展覧会

「Ryuichi Sakamoto async  坂本龍一 設置音楽展」

2017年3月29日、坂本龍一の約8年ぶりとなる新作アルバム「async」が発売されました。ワタリウム美術館では、4月4日からこのアルバムをコンセプトとした展覧会「設置音楽展」を開催。「良質な環境で音楽に向き合ってもらえたら」という坂本龍一の思いのもと、3人のコラボレーターが手がけた3つのフロアからなる音楽の展覧会となりました。

(Ryuichi Sakamoto – async – album preview)

メインとなるフロア「async −drowning−」では、長年のコラボレーターである高谷史郎氏が空間構成と映像を手がけ、5.1chサラウンドで「async」全曲が試聴できるという贅沢な空間を演出。ニューヨーク在住のアートユニットZakkubalanとコラボレーションした「async−volume−」では、アルバム制作時に多くの時間を過ごした空間を、環境音と映像で抽象的に表現しました。「ブンミおじさんの森」でカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した、タイの映像作家アピチャッポン・ウィーラセタクン氏とコラボレーションした「async −first light−」では、アルバムの楽曲を用いた新作映像が発表され、話題を集めました。


本展で展示されるのはあくまでも「音」であり、美術を鑑賞するように音楽を鑑賞するというコンセプトはまさに「音の展覧会」。今までにないこの新しい形の展覧会は、音楽ファンからも美術ファンからも高い評価を受け、多くの人々から支持されました。ワタリウム美術館の独創的な展覧会の数々は、常に私たちに新しい驚きを提供し、美術館の可能性を広げ続けています。

参考:Ryuichi Sakamoto async  坂本龍一 設置音楽展(ワタリウム美術館公式HP)

関連記事:坂本龍一の新アルバム『async』収録作品6選

 

アートへの愛にあふれたワタリウム美術館


美術館という枠にとらわれず、独創的な展覧会を次々と開催し、時代の最先端を走り続けるワタリウム美術館。そこにはアートを愛し、アートを生み出す人々を愛し続けた、和多利志津子というひとりの女性の思いと、それを引き継ぐ子どもたちの思いがありました。ワタリウム美術館の魅力は、最先端のアートだけではありません。岡倉天心や南方熊楠などの歴史上の人物にスポットを当て、日本文化を独自の観点から紹介したり、未来を担う子どもたちへの美術教育を積極的に行ったりと、様々な観点から私たちにアートの素晴らしさを届けてくれます。

建物全体がアーティスティックなこの空間に一歩足を踏み入れれば、最先端のアートの数々に触れられるとともに、溢れるほどのアートへの愛を体感できると思います。ぜひワタリウム美術館に足を運んで、ここにしかないアート体験をしてみませんか?

 

ワタリウム美術館 基本情報

【名称】ワタリウム美術館
【所在地】〒150−0001 東京都渋谷区神宮前3−7−6
【お問い合わせ】TEL:03−3402−3001、FAX:03−3405−7714
【開館時間】11:00〜19:00(毎週水曜は21時まで延長)
【休館日】月曜日(祝祭日除く)、年末年始(12/31〜1/4)
【入館料】一般:1,000円、学生:800円、会員:無料
【アクセス】地下鉄銀座線「外苑前駅」より徒歩8分
【公式サイト】http://www.watarium.co.jp/

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