「走る美術館」現美新幹線 号車別アーティスト紹介

現美新幹線13号車キッズスペース-paramodel

13号車のカフェスペースの隣には、林泰彦氏と中野裕介氏によるアートユニット「paramodel」がデザインを手がけたキッズスペースがあります。青い壁一面にプラレールの線路をモチーフにした線路図のようなアートが広がる楽しい空間です。

壁のパターンの中には山を模したオブジェが配置され、触って楽しめる立体的なアート作品となっているほか、窓際に設置されたプレイスペースでは実際にプラレールで遊ぶことができ、子どもたちが遊びながらアートに親しめる工夫がされています。

 

現美新幹線14号車 石川直樹

14号車の壁を彩るのは、七大陸最高峰登頂を達成し、旅をテーマにした作品を多く発表している写真家の石川直樹氏の作品。新潟の春夏秋冬を人々の暮らしとともにとらえた写真は、表面のアクリルに向かいの窓の景色が映り込みます。写真の中の止まった時間と、流れ行く車窓の風景が融合し、不思議な空間を作り出しています。

 

現美新幹線15号車 荒神明香

空間全体を異化する立体的なインスタレーションを数多く発表しているアーティスト・荒神明香氏が手がけた15号車は、水面で揺れ動く物体をイメージした11mもの作品が壁一面を飾っています。作品自体が釣り糸で吊り下げられていて、列車がスピードを上げるとともにゆらゆらと揺れ動き、現美新幹線の揺れを生かしたアートになっています。

 

現美新幹線16号車 ブライアン・アルフレッド

16号車には、様々なメディアを駆使して社会問題や現代の実像をポエティカルに表現する、ブライアン・アルフレッド氏が手がけた映像作品が展示されています。実際に新潟を旅した記憶から、長岡の花火や矢川灯籠流し、静かに降り積もる雪の光景など、新潟の四季の風景をポエティックに表現。映像の風景と車窓の風景が重なり合い、旅の楽しさを盛り上げてくれます。

 

現美新幹線で新しいアートな旅を

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新潟は豊かな自然や美味しいグルメがたくさんあるのはもちろん、工芸品や伝統芸能などが伝わる歴史ある地域です。また、「長岡花火」「大地の芸術祭」「にいがた総おどり祭」「フジロックフェスティバル」など、伝統的なものから新しいものまで様々なイベントが開催されています。

最高時速210キロ。移り変わる新潟の風景とともに眺める現代アートの数々は、移動時間を素敵な芸術鑑賞の時間に変えてくれます。そして現美新幹線ならではのアート体験は、旅のワクワクを何倍にも大きくしてくれます。様々な魅力あふれる新潟へ、現美新幹線に乗ってアートな旅をしてみてはいかがでしょうか。

 

参考:
現美新幹線 公式HP
現美新幹線GENBI SHINKANSEN(JR東日本)
【乗車記】最高時速210キロの”走る美術館”「現美新幹線」に乗ってみた(鉄道新聞)
「現美新幹線」TRANSIT中村貞裕がヒット作を出し続ける理由(SENSORS)
世界最速美術館「現美新幹線」徹底解説 「黒い新幹線」その内部は(乗りものニュース))
JR東日本「GENBI SHINKANSEN / 現美新幹線」上越新幹線に投入! E3系を改造(マイナビニュース))
JR東日本「現美新幹線」初、新潟県外で営業運転 – 大宮~新潟間を10/8運行(マイナビニュース)
JR東日本30周年イベント「現美新幹線」「とれいゆ つばさ」大宮駅で展示も(マイナビニュース)
ベール脱いだ“走る美術館”の「現美新幹線」 座席もキッズスペースもすべてがアート(東洋経済オンライン)

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