毎年秋に開催!六甲ミーツ・アート 「芸術散歩」のすすめ

芸術の秋、読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋。暑すぎず、寒すぎず、過ごしやすい季節でもありますね。今回ご紹介するのは、芸術の秋とスポーツ…というよりは、散歩を組み合わせたプロジェクト「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2017」です。

 

芸術散歩?六甲ミーツ・アートとは

兵庫県の六甲山で開催される「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2017(以下、六甲ミーツアート)」は、2010年秋から毎年開催されている野外型の芸術祭です。美術館内で催される通常の美術展とは異なり、六甲ミーツ・アートの舞台は神戸市にある六甲山。山中の計11箇所で展示が行われます。参加者は六甲山を周遊しながら、自然の中に散りばめられたアートを楽しむことができます。

六甲山が「アートの山」と化すこのイベントでは、六甲山の自然に囲まれ、土地の空気をたっぷりと感じながらアートを堪能できます。鳥のさえずりや、虫の音色も聞こえてきそうですね。目で見るだけでなく、耳でも楽しめる。ひょっこり現れるアートにわくわくしながら、散歩を楽しむ。野外会場ならではの芸術の楽しみ方ができるのが、六甲ミーツ・アートなのです。

 

過去の六甲ミーツ・アート

では、六甲ミーツ・アートでは具体的にどのような作品が出品されるのでしょうか。今回は、昨年2016年と、2013年の六甲ミーツ・アートの様子をご紹介します。

まずは、2016年。一番最初に見て頂きたいのが、2016年の六甲ミーツ・アートのポスターです。メインビジュアルとなったこの作品は、山本桂輔氏の『夢の山(眠る私)』。眠っている人の左耳からカラフルな「夢」が空に向かって伸びています。

 

 

六甲ミーツ・アートの作品はすべてが目立つ場所にあるのではなく、ひっそり「かくれんぼ」をしているかのように、道のわきに登場することもあります。野原に堂々とそびえ立つ展示もおもしろいですが、ひっそりと息をひそめている作品には興味深いものが多いかもしれません。、「見て分かる」より、「見て考える」の作品が多いことも六甲ミーツ・アートの魅力です。

 

 

続いて2013年の六甲ミーツ・アート。草原から突き出た女性の足や、ログハウスの上に乗り上げた(?)赤い高級車…。自然の中にある突如現れるアートたちに違和感と心地の良さ両方を感じます。

 

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こちらは、若木くるみ氏の『汗王』という作品。いたるところに顔、顔、顔。なんと、作者の後頭部にも顔。文字通りインパクト大の作品です。作者自身も作品の一部になってしまうという点がなんともユニークです。

 

2013年の作品は思わず笑ってしまったり、懐かしさを感じたり、作品の真似をしてポーズをとってみたり、「見て楽しい」作品が多いように思えます。写真を見るだけでも、思わずにやにや、わくわくしてしまいます。

過去2年分を覗いてみると、今年の六甲ミーツ・アートへの興味や期待が増しますよね。続いて、今年参加するアーティストたちを紹介します。

 

六甲ミーツ・アート2017の参加アーティスト

ここでは、今年の六甲ミーツ・アートに参加する魅力的あふれる総勢39名のアーティストの中から、3名ピックアップしてご紹介します。

『Lightscape in Rokko』 伏見雅之

2017年のアーティストの1人、伏見雅之氏(以下敬称略)は、神奈川県生まれの照明デザイナーです。2010年に初めて六甲ミーツ・アートに参加した伏見雅之は、光を通して日常空間や都市空間を彩り、生活を豊かにする表現を得意としています。今年の出展作品でも、自然環境に配慮した新展望台の意図を生かし、LED照明によって有機的な光の演出を実現した作品を展示しています。

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彼の作品は、まるで夜空から落ちてきた星座のよう。季節の移り変わりを表現した作品は、まるで六甲山がひとつの光源かのように優しい光で見る人を包み込みます。作品を真正面から見るのではなく、作品を通して夜景を見るのもおすすめです。普段見る夜景とは違い、まるで異世界へ迷い込んだ気持ちになります。

昼と夜、両方訪れてその違いを感じるのもよいでしょう。彼にしか作れない、何処か繊細で美しい光景。大自然とのコラボレーションに必見です。

 

六甲ミーツ・アート常連の「電機屋さん」?

 

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