JINS渋谷店  新しい「見方」を発信するJINS旗艦店

2017年5月、渋谷に旗艦店として「JINS渋谷店」がオープンしました。JINSといえば、ブルーライトをカットするメガネ『JINS PC(現JINS SCREEN)』など、時代に合った新しいメガネを多く提案しているブランド。常識に囚われず洗練されているものの、どこか親しみやすいブランドイメージが魅力です。そんなJINSが2017年にオープンしたJINS渋谷店もまた、JINSらしい「新しさ」がたくさん詰まった空間になっているようです。

 

「メガネ」の常識を覆すJINS

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JINSは、2001年のメガネの製造、販売を開始しました。「新しい、あたりまえ」の創造を目的に、低価格、軽量、機能性に優れる製品を数多く世に送り出してきました。2011年に、PCやスマートフォンから発せられるブルーライトをカットするメガネ『JINS PC(現JINS SCREEN)』が発売。スマートフォンを長時間使うサラリーマンや学生の間で「目の疲れが軽減される」とたちまち話題になり、JINSはその名を広く知られることとなりました。

JINSの革新的なところは、目の良い人にメガネをかけさせたことです。一般的に、メガネは視力の低い人がかけるものと考えられていました。そこに新しく「機能性」をプラスし、目を守る商品を作ったのです。現在は、花粉をCUTする『JINS 花粉CUT』や、ドライアイを解消する『JINS Moisture』といった商品もあります。デザインもおしゃれに、試しやすい価格なのも魅力です。そんな新しさと面白さ、身近さを兼ねそろえたJINSが、2017年5月渋谷に旗艦店としてオープンしたのが「JINS渋谷店」なのです。

 

JINS渋谷店とは?

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今では国内に320ほどの店舗をもつJINS。旗艦店となるJINS渋谷店が目指すのは「カルチャーとメガネの融合を目指した発信型店舗」です。渋谷駅から徒歩10分、いち早く流行を取り入れ、発信しようとするお店があふれるエリアの一角にJINS渋谷店はあります。渋谷は、若者が集まり、新しいカルチャーを生み出す流行の発信源です。メガネ業界に新しい風を吹かせてきたJINSは、メガネを通してこの地でさらなる価値観の創造にチャレンジしようと考えています。

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その試みは、JINS渋谷店の店舗設計に大きく反映されています。JINS渋谷店はビルの1、2階フロアに分かれており、1階が販売店舗、2階が可動式のイベントスペースになっています。イベントスペースでは、新進気鋭のアーティストが「見ること」に関する展示を行い、「視点」の面白さを考えさせる場を作っています。また、JINS渋谷店は、内装も今までの店舗とは少し違った空気を放っています。

 

JINS渋谷店の店舗デザイン

JINS渋谷店の店内をデザインしたのは、日本を代表する建築家藤本壮介氏(以下敬称略)です。藤本壮介は、1971年北海道生まれ。代表作に「情緒障害児短期治療施設」(2006)、「武蔵野美術大学 美術館・図書館」(2010)などがあり、住宅から公共施設まで幅広いデザインを手掛けています。ブロックを積み重ねたような建築が多く、アンバランスな中で完全なバランスをとっているような洗練された印象を受けます。

藤本壮介がデザインしたJINS渋谷店の1階店舗は、壁はガラス張り、床やメガネのショーケースなどは木で出来ています。観葉植物もところどころに置かれ、都会的な雰囲気がありながら温もりのあるゆったりしたフロアになっています。広いスペースには、縦横大胆に大きさの異なる木製ケースが配置され、立つ場所や見る角度によって店の印象が変わります。JINS渋谷店に入った人が、まず「見ること」を少し意識するような店舗になっているのではないでしょうか。

参考:藤本壮介展 未来の未来 公式HP

 

JINS渋谷店 過去の展示①「世界の見方が変わる瞬間」


JINS渋谷店のオープンと同時にイベントスペースで開催されたのが、鈴木康広氏(以下敬称略)による展示「世界の見方が変わる瞬間」です。

鈴木康広は、1979年静岡県浜松市生まれの人気アーティストです。代表的な作品には、羽田空港のロビーなどに設置された空気を人に見立てた作品『空気の人』や、瀬戸内国際芸術祭2010出品作『ファスナーの船』などがあります。また、絵本も描いており、表現の対象が広い作家です。日々の気づきから生まれた物事の見方を変える様々な作品を発表しています。

『ファスナーの船』

関連記事:鈴木康広の作品6選 新しいモノの見方を提案するアーティスト

 

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JINS渋谷店の展示では、インスタレーションや映像、新作の展示、リーフレットや手描きマップが置かれました。展示にあわせて披露された新作『ルーペの節穴』は、レンズの真ん中に穴を空け、そこから見える景色がどのように見えるかを体験する作品。凹レンズを使用しているため、ルーペをのぞき込むと穴から見える景色が拡大されて見えるのだとか。ちょっとしたことで、いつも見える景色も違って見える不思議を味わえます。

 

次ページ:JINS渋谷店 展示第2弾 コラージュが生み出す新しい「見方」

 

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