2014年、大阪の中心部にオープンしたあべのハルカス。「日本一高いビル」として国内外から多くの観光客が訪れ、新しい大阪の観光地として注目を集めています。そんな話題スポットの16階にあるのが、あべのハルカス美術館です。
オープン以来、ジャンルにとらわれないバラエティに富んだ展覧会を開催しているあべのハルカス美術館。気軽に足を運べる美術館として人気を集め、今年4月には累計来場者数100万人を達成しました。今回はそんなあべのハルカス美術館のコンセプトや、注目の展覧会の数々をご紹介します。
参考:あべのハルカス美術館100万人 南光さんらが記念品贈呈(産経WEST)
あべのハルカス美術館について
Posted by あべのハルカス on Thursday, 22 October 2015
あべのハルカス美術館は、2014年3月7日にオープンした複合ビル、あべのハルカス16階にある美術館です。「あらゆるアートを、あらゆる人に。」をコンセプトとし、都市型美術館として誰もが気軽にアートを体験できる場を提供しています。
【第一回イラストで届ける美術館】
「あべのハルカス美術館ってこんなとこ」オリジナルイラストを通じてハルカス美術館の魅力や情報、楽しみ方などをお伝えする企画スタート♪
1人でも多くの方に美術館を身近に感じてもらいたい!
と、想いを込めて描いています!次回もお楽しみに☆ pic.twitter.com/zd0CXUc7ox
— あべのハルカス美術館 (@harukas_museum) 2017年3月4日
開館以来、東洋美術・西洋美術・現代アートなどジャンルにとらわれない多彩な展覧会を開催してきたあべのハルカス美術館。駅直結という立地の良さを生かし火~金曜は20時まで開館するなど、仕事帰りにも立ち寄れる気軽さも、あべのハルカス美術館の魅力です。
あべのハルカス美術館、「東大寺」特別展で開館-開会式も
http://abeno.keizai.biz/headline/1226/Posted by あべの経済新聞 on Friday, 21 March 2014
その一方であべのハルカス美術館は、複合ビル内の美術館としてはサントリー美術館以来となる、国宝や重要文化財が展示可能な設備を完備。近鉄沿線の文化財をはじめ、東大寺の国宝『誕生釈迦仏立像』の展示など、歴史的文化遺産の発信基地としても高い注目を集めています。
【拝啓ルノワール先生展】
今週3月11日(土)に閉館後の美術館を貸し切り、街コンを実施いたします♪
その名も謎解きミュージアム!
謎解きも美術鑑賞も出会いも楽しめる贅沢な企画です!
お申し込みはこちらから→https://t.co/2U2v9JP3ei pic.twitter.com/78JmOyTpfk— あべのハルカス美術館 (@harukas_museum) 2017年3月9日
展覧会のイベントというとギャラリートークやワークショップなどが主流ですが、あべのハルカス美術館では、コンサートや謎解きなど世代を問わず楽しめるイベントを数多く開催。さらに、小学生を対象にしたお仕事体験や、閉館後の美術館を貸し切った街コンの開催など、美術館の枠にとらわれない様々なイベントが行われ、人気を集めています。
参考:
あべのハルカス美術館とは(あべのハルカス美術館公式HP)
あべのハルカス美術館が待望のオープン。 新しい都市型美術館の誕生です。(メゾン・デ・ミュゼ・デュ・モンド))
あべのハルカス美術館、「東大寺」特別展で開館-開会式も(あべの経済新聞)
あべのハルカス美術館で現在開催中の展示紹介
『ジブリの立体建造物展』
Posted by ジブリの立体建造物展【大阪】 on Monday, 25 September 2017
1985年の創立以来、『風の谷のナウシカ』『となりのトトロ』など誰もが楽しめるアニメーション作品を作り続けてきたスタジオジブリ。そんな人気作品に登場する建造物に焦点を当てた展覧会が、現在あべのハルカス美術館で開催されています。
ジブリ作品に出てくる建物は、幻想的でありながらどこか現実的。だからこそ作品のキャラクターたちが、きちんとそこで生きていると感じることができるのです。あべのハルカス美術館では宮崎駿氏が描いた原画や、背景画を手がける男鹿和雄氏の作品など、貴重な制作資料約450点を公開。魅力的な建物たちが生まれる過程を見ることができます。
(「ジブリの立体建造物展」オフィシャルサポーターの山本だいすけ氏)
さらにあべのハルカス美術館では、『千と千尋の神隠し』の油屋、『となりのトトロ』の草壁家、『崖の上のポニョ』の宗介の家など、代表的な建物を立体で再現。内部まで精密に表現された立体模型は、覗き込めばキャラクターたちが顔を出しそうなほどリアルで、ジブリ作品の魅力をまた違った角度から感じることができます。
【開催概要】
展覧会名:『ジブリの立体建造物展 部分を見れば、全体が見える』
会期:2017年12月2日(土)~2018年2月5日(日)
開館時間:10:00~20:00(予定)
休館日:2017年12月4日(月)、11日(月)、2018年1月1日(月・祝)
料金:一般1500円、大学・高校生1100円、中学・小学生500円
公式サイト:http://www.ytv.co.jp/ghibli2017/
参考:
ジブリの立体建造物展(あべのハルカス美術館公式HP)
あべのハルカス美術館で「ジブリの立体建造物展」開催–立体模型展示も(マイナビニュース)
ジブリの建造物展、いよいよ大阪に上陸(L. maga.JP)
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