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黄金町バザール　町を蘇らせたアートの祭典

黄金町バザール　町を蘇らせたアートの祭典

2018.03.7

黄金町バザールと黄金町芸術学校

2012年5月、高架下スタジオに新しい学校が開校しました。その名も黄金町芸術学校。黄金町で活動するアーティストたちが講師となり、アートに関する様々な授業を行う学校です。講座は専門講座・実技講座・ワークショップに分けられ、1回完結のものから1年を通して学ぶものまで幅広い講座が用意されています。授業はひとりひとりの技術に合わせて少人数で行われるので、アートに興味のある人なら年齢・分野問わず誰でも気軽に参加することができます。

5月スタートの授業が続々始まっています。通年・前期コース受講は〆切ましたが単発での申込は開催日の前日まで申込可能。今週末は試着発表がゴールの服飾コースと、「アート」のための、建築コースが始まります。各講座はウェブサイトをチェック！http://www.koganecho.net/contents/art-school/

Posted by 黄金町バザール　Koganecho Bazaar on Wednesday, 22 May 2013

1年を通し専門的な知識や技術を身につける専門講座。アートマネジメントコースでは、アートの歴史や見せ方などを学び、年間受講生を対象に黄金町バザールでの企画展示を行いました。また、アートのための活動場所を考える建築コースでは、建築とアートについて学ぶとともに黄金町のリサーチを行い、実際に受講生たちがアートスペースを施工。黄金町バザールの会場として使用されました。

短期間で様々な技術を身につけられる実技講座では、陶芸コース・水彩画コース・服飾コース・小説家コースなど、様々な分野の体験講座が開催されています。また、親子で楽しみながらアートに触れられるこどもアートコースなど、バラエティに富んだワークショップも開催。講座を通して講師と受講生、そして地域住民との間に新たなコミュニティが生まれ、黄金町にさらなる活気をもたらしています。

参考：
黄金町芸術学校（黄金町エリアマネジメントセンター）
「黄金町芸術学校」が開講-キュレーター講座や水彩画講座など（ヨコハマ経済新聞）

黄金町バザールを支えるアーティスト・イン・レジデンス

KoganechoAreaManagementCenterさん(@koganechobazaar)がシェアした投稿 – 10月 18, 2016 at 8:18午後 PDT

アーティストが地域に一定期間滞在し、制作活動を行うアーティスト・イン・レジデンス。NPO法人黄金町エリアマネジメントセンターでは、2009年からこのアーティスト・イン・レジデンスプログラムを実施しています。募集は毎年行われ、年間約50組のアーティストが黄金町エリアで活動しています。レジデンス期間中は作品発表の場などを設け、黄金町バザールでも作品や活動の様子を見ることができます。

シェアの事例その２

Posted by 黄金町バザール　Koganecho Bazaar on Thursday, 14 January 2016

プログラムには、活動期間が3か月の短期レジデンスと、1年間を基本とする長期レジデンスがあります。アーティストたちは空き物件を改装したスタジオなど様々な形態のレジデンス施設に滞在し、制作活動をしながら地域の人々と交流を深めます。若手アーティストたちにとってキャリアアップの場であり、地域住民にとっては町の活性化に繋がるアーティスト・イン・レジデンス。こうした活動が黄金町バザール、そして黄金町の未来を支えているのです。

参考：
アーティストインレジデンス（黄金町エリアマネジメントセンター）
横浜・黄金町で「アートによるまちづくり」。アーティスト・イン・レジデンス参加者20組を募集（美術手帖）
アーティスト・イン・レジデンス（artscape）